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DATE : 2025/05/04 (Sun)
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DATE : 2007/04/09 (Mon)
ドラえもん文庫
未収録作品も含めた1345話(1433話)すべての作品をそろえた「ドラえもん文庫」が2004年に開設された。場所は、作者の出身地で知られる富山県高岡市の高岡駅前再開発ビル「ウイング・ウイング」内の高岡市立中央図書館の「ドラえもんコーナー」と、富山大学横山研究室である。このコーナーはドラえもん研究で知られる富山大学の横山泰行教授が、収集した単行本計671冊を寄贈、図書館側も協力して実現した。

同コーナーは、収集家の間でも入手困難とされる初版初刷の単行本1巻から10巻を含む全45巻を所蔵。1969年12月発売の「小学一年生」に掲載されたドラえもんのデビュー作など雑誌類のコピーも製本化して収められている。

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DATE : 2007/04/09 (Mon)
世界への紹介
ドラえもん』は漫画・アニメ双方とも日本語以外にも翻訳され、人気作品となっている。 1970年代にはすでに香港で、そして台湾で中国語の海賊版が出版されており、また日本文化が当時解放されていなかった韓国でも海賊版が横行した。そのため韓国、中国などでは日本の本家ドラえもんの方がコピーであると過去に誤解されたこともあった。[16]海賊版は現在でも東南アジアで広く見られている。漫画は1991年以降、東アジア・東南アジア・ヨーロッパを中心に翻訳がなされている。アニメーションは他に中南米(コロンビア・チリ・アルゼンチン・エクアドル・パナマ・メキシコ・プエルトリコ・ボリビア・ベネズエラ)・アラビア語圏(アルジェリア・チュニジア・リビア・サウジアラビア・カタール・UAE・オマーン)・南アジア(インド)・ロシア連邦・イスラエルでも放送されている(アラビア語圏、パナマ~ベネズエラの5つの国および地域、ロシア連邦では放送終了)。

本作が出版されたおもな国および地域は、香港・台湾・中国・韓国・ベトナム・マレーシア・シンガポール・タイ王国・インドネシア・キプロス・イタリア・スペインである。スペインではスペイン語(カスティーリャ語)・カタルーニャ語を含む5言語で出版された。2006年からフランスでの翻訳出版も決定している。受け入れられ方の特徴としては、ベトナムインドネシアをはじめとする東南アジア諸国で絶大な人気を誇り、まじめなドラマのワンシーンで画家を目指す青年がドラえもんを描いていたり、子供たちが日本人観光客に対して「日本には本当にタケコプターがあるのか」などと聞いたりするなど「日本は未来の国」という印象をつけている。

一方、欧米諸国ではドラゴンボールなど他の代表的な日本の漫画と比べて浸透度が低い。一説には「畳にふすまといった日本家屋や日本文化に深く根ざした描写」「のび太が降りかかる難題に自力で立ち向かわず、常にドラえもんに頼っているともとれるストーリー展開」が欧米人になじまないためともいわれ、これが原因で本作のアメリカ進出が実現しないともいわれている。

また、各国のコミック雑誌(香港青文社「HAPPY DRAGON 快樂龍」など)にも連載されている。

DATE : 2007/04/08 (Sun)
ドラえもん」と「いじめ」
ドラえもんはいじめを助長するものではないかと言う考えが社会で全く無いという事ではない。これはいじめっ子であるジャイアン・スネ夫のび太のみを集中的にいじめている描写が多いと思われているためである。また先生も全くいじめの処置をせず、その他大勢の生徒が助けもしない様にも見える。

主な例としては、

学校には弱いものがいる(のび太)→弱いものを守るものがいない(ドラえもんは架空のキャラクター)→身の周りの生徒は守らない→先生は無視する→いじめてもよい」と子供が思い込み、いじめに走ってしまう?
といったものである。 またインターネット上には、本作のキャラクターやストーリーをネタにしたコラージュや二次創作物などがあり、それを見た子供らに悪影響をもたらすことがあるのではないか、という指摘もあるという。

しかし、レギュラー作品ではのび太がドラえもんに頼らずジャイアンに一人立ち向かう事もあれば、自分より学力も体力も劣る転校生の少年をなじるというエピソードも存在する。のび太は困っているジャイアンに対しては常に対等の立場である。ここにある「自分より学力も体力も劣る転校生の少年をなじる」ことを除き、のび太は勇気を見せるときもある。 またジャイアンは「いじめっ子」ではなく『ガキ大将』のステレオタイプであり、ガキ大将がいないとされる現代社会においては殆どありえないキャラクターといえる。確かに普段は威張り、のび太達を苛める表現が目立つが、時には他の町からやって来た乱暴な少年からのび太達をたった一人で守ったこともある。そして母親には頭が上がらず、のび太に悩みの相談を持ちかけたり、プライベートでは人形遊びをしたり、自作の歌は詩が意外に哀愁がこもった内容だったりと、しばしばナイーブな一面を垣間見せる。 スネ夫はジャイアンに加担することが多いが、裕福な家庭というだけで一目置かれているに過ぎない。立場としてはのび太よりもほんの少し優位なだけで、スネ夫自身がジャイアンにやられそうになる事も多く、これがきっかけでのび太に対しあっさり折れてしまう事もある。 そして大長編シリーズでは別項にも書かれてある通り、ジャイアンスネ夫のび太よりも弱みを見せてしまう描写が多くなる傾向にある。また、アニメ版のジャイアンは、かつてよりもいじめ描写が影を潜めている。

この様に原作を正して読めば、いじめの描写は毎回ある訳ではない。だが知名度の高い作品だけに、表面的なイメージのみで作品の本質から逸脱した発言をする者がマスコミ・芸能人・文化人などを中心に増えている。『のび太・ジャイアン症候群』といった言葉も、本作に対する誤解を生み出す氷山の一角に過ぎない。これに従い、本作は必ずしもいじめを助長させるようには出来ていない。 そして『ドラえもん』の主な読者層は小学生であり、一般的にいじめ行為が増える中学生以上の読者は減る傾向にあるが、以前からドラえもんを見ていれば、影響が出る可能性も十分にある。しかし、本作よりも高年齢の読者が多いと思われる、週刊少年・青年漫画誌の暴力の描写は本作以上に多いのである。

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